東上野にある稲荷町交差点近くの永昌寺が、「柔道」発祥の地となります。
「講道館柔道発祥之地」と 刻まれた石碑が、その脇に由来を記した石柱があります。
1882(明治15)年、 講道館柔道の創始者である
嘉納治五郎(1860~1938)が友人や門弟とともに稽古をはじめたところが, 当下谷永昌寺の書院でした。境内の「講道館柔道発祥之地」と刻む自然石の記念碑は、1968(昭和43)年10月、嘉納治五郎 没後30周年を記念し, 講道館が建立したといいます。
永昌寺は小説「姿三四郎」に登場する隆昌寺のモデルでもあります。